うつ・ストレス
催眠療法でうつを改善する。
うつ症状に対して、催眠療法がどのように役立つか?
催眠療法と「うつ」というと、あまり結びつかない感じがするかもしれませんが、実は「うつ」の改善に、催眠はとても役立ちます。
私のカウンセリングルームに通って頂いているクライアントさんに、特に評判が良く、効果を出している方法をご紹介します。
同じ「うつ」でも、特に過労から来た「うつ」のクライアントさんに対して、深い催眠でリラクゼーション誘導をする方法です。
特に、前向きな暗示を埋め込んだりするわけではなく、最初はただ、催眠で骨の随まで力が抜けて、関節の1つ1つまでほぐれて、地面に吸い込まれるくらい脱力できるように導くのです。
そうすると、普段クライアントさん本人の意志では到達できないほどの、深いリラックス状態を経験することができます。
毎回それをやっていると、身体がその状態を学習し、日々の休息や睡眠が深く上手になっていきます。
過労でうつになっている方というのは、就労中は常に仕事に追い立てられていた人達です。
その結果、頭の中に
「もっとやらなければ・・・」
「もっとやらなければ・・・」
「もっとやらなければ・・・」
「もっとやらなければ・・・」
「気を抜いちゃだめだ・・・」
「気を抜いちゃだめだ・・・」
「気を抜いちゃだめだ・・・」
「気を抜いちゃだめだ・・・」
という声が延々とリフレインしていたりします。
そのため、御自身の意志で休息を取ろう思っても、潜在意識の一部は頑張ろうとしている状態のままですので、リラックスすることができないのです。
朝早くから夜遅くまで仕事の緊張感にさらされていますので、帰った後の数時間でその緊張感を脱ぎ捨てて、リラックスしようと思ってもなかなかできないものです。
その結果、潜在意識は常に緊張状態で、休まることができません。
病院で、休養してくださいと言われても、じっとしていても緊張しているので、身体も心も力が抜けない。
あなたはどうですか?
リラックスしようと思っても、肩の力が抜けなかったり、寝ても身体のダルさが抜けなかったりしませんか?
もしくは、何もしないで休息していると罪悪感を持ってしまったり、焦りが出てきたり。
家で休んでいても会社の上司の声が頭の中に残っていたり。
もっと酷いと上手く眠ることができなくなります。
そんな時は、催眠によってカウンセラーが直接、本人の潜在意識を誘導して、完全な脱力状態に導いたり、追い立てる声を消したりすることで、まずは休息するということを習得してもらう。
これがかなり上手くいくのです。
過労からくる「うつ」というのは、職場の環境によって無意識が上手な休息の方法を忘れてしまった状態なのです。
だから、、すばらしい休息プログラムを無意識に学習してもらうといいわけです。
また、このリラクセーション誘導に関しては、ご自宅で1人でもできるように、CDプログラムをご用意しています。
深いリラクセーションを、ご自宅で何度も体験することができます。
ご自宅で休養していても、なかなか休んだ気にならないという方にはお勧めします。